桃田賢斗 V3へ「出来ることを全力で出し切りたい」アジア選手権へ出発
バドミントン男子の東京五輪代表、桃田賢斗(27)=NTT東日本=が23日、アジア選手権(26~5月1日、マニラ)出発前に成田空港で取材に応じた。3年ぶりの開催となる同大会。3連覇に期待がかかるものの「期間が空きすぎているので意識せず、強い気持ちを持てたら」と語った。
2019年は国際大会11勝と無類の強さを誇ったが、東京五輪は1次リーグで敗退し、全英オープンはベスト8と不本意な結果が続いている。「(理想を100としたら)50くらい」。ただ「今の自分は自分でしかない。出来ることを全力で出し切りたい」と現状と向き合い戦い抜くことを誓った。
大会終了後は帰国せず、トマス・ユーバー杯(5月8~15日、バンコク)に臨む。完全復活へ今回の遠征できっかけをつかむ。