かなだいRD15位 9年ぶり世界選手権の高橋「新鮮と久しぶりが混ざって面白い」

 「フィギュアスケート・世界選手権」(25日、フランス・モンペリエ)

 アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、“かなだい”の愛称で呼ばれる村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)は67・77点の15位で、上位20組が進むフリーダンス(FD)進出を決めた。

 “かなだい”初の大舞台で、「ソーラン節&琴」を情感たっぷりに演じた。ツイズルにミスがあった高橋は「きっちり決めなきゃという気持ちが出過ぎた」と反省したが、「僕のツイズル以外はすごく良かった」と手応え。自己ベストの75・87点には届かなかったが、村元も「ミスはあった中でも魂を込めて滑れた」とうなずいた。

 “初”でもあり、“戻ってきた”大会でもある。高橋は世界選手権の男子シングルで10年に金メダルを獲得しており、出場は6位だった13年大会以来で9年ぶり。村元も、18年以来の出場となった。高橋は「新鮮な気持ちと久しぶりな気持ちと、いろいろ混ざって面白い」と笑顔で、「この緊張感が世界選手権だと思う。そういった所で戦えてることにすごく喜びも感じている」と高揚感を語った。

 FDでは「ラ・バヤデール」を演じる。村元は「リズムダンスとはがらりと変わった、バレエの世界のパフォーマンスをしたい。自分たちが思い描く物語をお客さんに披露したい」と意気込んだ。日本勢過去最高位は18年に村元がクリス・リードと出した11位。史上最高の10位以内へ、巻き返しにいく。

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