高橋大輔 9年ぶりだけど“初”の世界選手権に「不思議な気持ち」村元とFD進出

 「フィギュアスケート・世界選手権」(25日、モンペリエ)

 アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ“かなだい”こと村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)は67・77点だった。村元は4年ぶり、高橋はシングルで出場した13年大会以来9年ぶり出場。アイスダンサーとしては初出場ながら、15位で上位20組が進むフリーダンス(FD)進出を決めた。

 演技後、高橋は「不思議な気持ち」と心境を明かした。9度目の世界選手権。シングルでは金メダルを1度、銀メダルを2度獲得したが、アイスダンサーとしては初出場だ。

 「久しぶりの世界選手権なんですけど、アイスダンサーとして挑むところで空気感も違いますし。久しぶりだけどあまり久しぶり感がない、始めて感というか…」と高橋。五輪優勝カップルら、世界トップ選手が集まる舞台に再び立ち「こういう空気感でできる緊張感は、世界選手権だなって。そういうところで戦えていることに喜びを感じている。新鮮な気持ちと久しぶりな気持ちと色々あって面白いです」と笑った。

 村元も「今でも大ちゃん(高橋)と滑っているのが不思議に思う」といい「一緒に来られてよかったです」と感謝した。

 演じた「ソーラン節&琴」では、ツイズルで高橋がやや体勢を崩すミスもあった。

 「僕のツイズルの大きいミスがあったけど、それ以外はよかったと思う」と高橋。ミスについては「メンタリティな部分が大きい」という。「(練習から)2個目のツイズルが、はまったりはまらなかったり。そこだけ毎回同じ事ができていなかった。知らず知らず不安要素になっていた」と振り返った。

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