北京五輪で２大会連続のメダルとなる銀メダルを獲得したロコ・ソラーレのスキップ藤沢五月、サードの吉田知那美の憧れの選手として知られるカナダ代表のジェニファー・ジョーンズ率いる「チーム　ジェニファー・ジョーンズ」が１５日、ツイッターで解散を発表した。

　リードのドーン・マクウェンが引退を決断したこともあり、「今季が終われば、別の道に進むことを決めた。信じられない素晴らしい旅でした。私たちは過去数年に渡って、一緒に過ごしたすべての試合、瞬間にとても感謝しています」と、解散を決断したことを公表した。現地メディアによると、ジェニファー・ジョーンズは競技を続ける意向を示しているという。

　ソチ五輪金メダリスト、世界選手権Ｖ２、グランドスラムなど輝かしい実績を誇る４７歳。弁護士資格を持つ２児の母としても知られる。北京五輪では日本と決勝トーナメント進出を巡りし烈な争いを繰り広げた。５勝４敗で並び、ドローショットチャレンジ（ＤＳＣ）の結果で日本に軍配。１次リーグ最終戦後の取材中に、ジェニファー・ジョーンズが藤沢、吉田知に歩み寄り、言葉を掛けながら抱きしめたシーンは、感動を誘った。