田中被告らが相撲連盟副会長辞任 アマチュア統括組織

 所得税法違反の罪に問われた日大前理事長の田中英寿被告が、アマチュアを統括する日本相撲連盟の副会長を辞任したことが13日、関係者の話で分かった。12日の理事会で報告された。

 田中被告はアマチュア横綱に3度輝き、大相撲の元大関琴光喜や幕内遠藤らを輩出した日大の指導者として長く君臨。アマ相撲界の実力者として知られた。背任罪で起訴された籔本雅巳被告も日本連盟の副会長を辞任した。副会長職は不在となり、後任は未定。

 起訴状によると、田中被告は2018年と20年の所得計約1億1800万円を隠し、計約5200万円の所得税を免れたとしている。同被告は起訴内容を認めている。

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