パラ、仏選手が横断幕羽織い滑走 アルペンスキー男子立位

 北京冬季パラリンピックでアルペンスキー男子立位が行われ、マノエル・ブルダンクス(フランス)がビブスと下着のみを着用し、その上に横断幕を羽織って滑り降りた。白地の布に「全ての人は五輪選手になることを夢見ることができる。私たちにそんな価値はないのか?」と大きく書かれたもの。ゴールすると、テレビカメラに写るように雪上で横断幕を広げ、寝転がってポーズを決めた。

 同国のチーム関係者は「私も知らなかった」と驚いた様子。ブルダンクスより二つ前に滑った小池は「あんなことをする選手だと思わなかった」と意表を突かれた様子だった。(共同)

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