競泳 15歳・成田実生が中学日本新でV 派遣標準まで0・84秒 女子400個メ

 「競泳・コナミオープン」(19日、東京辰巳国際水泳場)

 女子400メートル個人メドレー決勝が行われ、15歳の成田実生(金町SC)が4分40秒86の中学日本新記録で優勝した。アジア大会(9月11~16日)が内定する派遣標準タイムまであと0・84秒。高校生と大学生の選手がいる中で、圧巻の泳ぎだった。

 初の代表入りを目標に掲げる。3月2日に開幕する国際大会代表選手選考会(東京辰巳国際水泳場)に向けて「国際大会に出てみたいな。中学3年生最後なので頑張りたい」と意気込んだ。昨年6月のジャパン・オープンでは、同種目で大橋悠依(イトマン東進)に次ぐ2位と頭角を現してきたニューヒロイン。「みんなから応援される選手になりたい。周りの人に感謝の気持ちをもてる選手になりたい」と笑顔を見せた。

 中学卒業後は、淑徳巣鴨高校に進学予定で、卒業生には東京五輪代表の池江璃花子(ルネサンス)や同代表の長谷川涼香(東京ドーム)らが名を連ねる。「速い先輩がいて憧れがあった」と話した。

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