張本智和が告白 腰痛で大会1週間前まで練習できず「現状精いっぱい」当面は治療専念

 男子ダブルス決勝で敗れた張本智和(右)、森薗政崇組(撮影・佐々木彰尚)
 男子ダブルスで宇田幸矢、戸上隼輔組に敗れた張本智和(右から2人目)と森薗政崇組(撮影・佐々木彰尚)
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 「卓球・全日本選手権」(29日、東京体育館)

 男子ダブルス決勝が行われ、張本智和(木下グループ)森薗政崇(BOBSON)組は、世界選手権3位の宇田幸矢・戸上隼輔組(明大)に2-3で敗れ、優勝は逃した。張本は今大会混合ダブルスで初制覇したものの、シングルスでは6回戦敗退。日本のエースとしては不本意な結果に終わったが、腰痛を発症したため大会1週間前まで練習できず、出場も危ぶまれたことを明かし「現状ではこれが精いっぱい」と語った。

 前日のシングルス敗退後は「調整不足だった。自分としては後悔はないが、結果だけ見れば相手の方がいい調整をしていた」と言い訳しなかったが、全ての日程を終えると現状について改めて告白。腰痛で練習できない時期が長かったといい、「初日から『いい調整をしてきた』と言ってきたが、本当のことを言うと1週間前から練習を再開した。年末年始は練習できなかった」と明かした。

 満身創痍(そうい)の状態だったが、3種目を戦い抜き、「(ここまで残れるのは)想像できなかった。シングルスでも最低限ランク(16強)入りして、現状(のコンディション)を知っている中ではこれが精いっぱい」と本音を明かした。

 3月には世界選手権団体戦の代表選考会も予定されているだけに、「まずは治療に専念して、次の選考会に間に合わせられるようにしたい」と語った。

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