負傷で東京五輪逃したバスケ女子の渡嘉敷来夢 国際大会復帰へ「わくわくしています」

 バスケットボールで2月のワールドカップ(W杯)予選(大阪)へ向けて合宿を行う日本代表候補が27日、オンラインで報道陣の取材に応じた。右膝負傷の影響で東京五輪出場を逃した渡嘉敷来夢(30)=ENEOS=は「1日1日を有意義に過ごせている」と話した。

 193センチの高身長を生かして日本をけん引してきたエースは、国際大会復帰へ目を輝かせた。「コロナやけがで日本選手以外とバスケットをすることがなかった。すごくわくわくしています」。

 渡嘉敷がけがで出場を逃した東京五輪で、日本は銀メダルを獲得。アジア・カップでも5連覇を達成した。「夢を与えられた。自分もそこの舞台に立ちたいし、負けたくない」。そう話すエースは、自身の再加入に「身長も上がるけど年齢も上がる」と冷静に話す。「入るからには最低(24年パリ五輪での)銀メダル。そのぐらいの気持ちでやらないとだめ」と強い覚悟をにじませた。

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