日本男子2戦連続表彰台 強い追い風に苦戦もミス最小限 小林陵侑「すごく安定している」

 「ノルディックスキー・W杯ジャンプ男子団体・第3戦」(15日、ビショフホーフェン)

 佐藤幸椰、小林潤志郎(ともに雪印メグミルク)中村直幹(フライングラボラトリー)小林陵侑(土屋ホーム)で組んだ日本は合計1034・1点で3位に入った。2戦連続の表彰台。スロベニアが1101・7点で優勝した。日本は佐藤幸が1回目最高の139・7点をマークするなどチームをけん引。最後まで2位争いを演じたが、0・6点差でドイツに競り負けた。

 強い追い風に苦しめられた選手が続出した厳しい条件の中、日本男子はミスを最小限にとどめて3位を確保した。ライバル国が万全の状態ではないとはいえ、エースの小林陵は「結果という意味ではすごく安定してる。いいんじゃないかな」と団体での2戦連続表彰台を前向きに捉えた。

 2位だった第2戦から佐藤慧(雪印メグミルク)が外れ、中村が入って五輪代表の4人が名を連ねた。小林潤は1回目に2番手で9人中7位に沈んだが、2回目に飛距離を10メートル伸ばして挽回。中村も風に苦しみながら3番手の中で1回目4位、2回目5位と何とかまとめた。

 団体第1、2戦を制したオーストリアや、強豪ノルウェーは一部メンバーを落としており、五輪本番の表彰台が安泰なわけではない。佐藤幸は「結果は満足ですけど、内容は上げていける。たぶん、直幹も潤志郎さんも満足していないと思う」と表情を引き締めた。

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