オーストラリア ジョコビッチの入国ビザ再取り消し 移民相、健康や秩序が理由と説明

 オーストラリア政府が14日、男子テニスの世界1位、ノバク・ジョコビッチのオーストラリアへの入国ビザを再び取り消した。

 ホーク移民相はメディアリリースで、ジョコビッチが保有するビザの失効させたことを発表。理由を、健康と、秩序、そうすべきであるという公共の利益を挙げている。

 ジョコビッチは4連覇がかかる全豪オープンに出場するためにオーストラリアに入国しようとしたところ、新型コロナウイルス対策の観点で必要な書類がなく、ビザが一度取り消された。裁判所の判断で失効が取り消し、つまり有効とされたが、書類の誤記入などが取りざたされ、テニス界からも有力選手が不満の声を挙げるなど問題視されていた。

 初戦の対戦相手も決まった全豪オープンは17日に開幕するが、出場が微妙な状況になってきた。

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