専大玉名が創部13年目で初出場初勝利 竹下監督悲願の1勝に「本当にうれしい」
「全国高校ラグビー・1回戦、専大玉名35-12若狭東」(28日、花園ラグビー場)
創部13年目で初出場の専大玉名(熊本)が、6大会連続33度目出場の若狭東(福井)を下し、2回戦に進出した。
前半5分、敵陣ゴール前5メートルのペナルティースタートからプロップ小川彗士(3年)が持ち込み先制トライ。同19分、敵ゴール直前のラックからCTB竹下空咲陽(3年)が右中間へトライ。同23分に7点を返されたが、同29分に竹下が再びトライを決め、21-5で前半を折り返した。後半も7分、14分と着実に加点。若狭東の反撃を振り切り、初出場初勝利を手にした。
神戸製鋼でもプレー経験がある竹下敬介監督(43)は「最初は緊張しているところもあったが、徐々にいつも通りのプレーができるようになり、敵陣のゴール前でしっかり点を取れた。1勝できて本当にうれしい」と素直に喜んだ。
熊本西での選手時代に花園には2度出場しているが、いずれも初戦敗退。悲願の白星に「僕も同じグラウンドで負けていますので、やっと生徒がそれを成し遂げてくれてほっとしています」と安どの笑みを浮かべた。
先制トライでチームを勢い付けた小川は中学までサッカーをしていたが、竹下監督に誘われて高校からラグビーを始めた一人。徹底した食トレで入学時75キロだった体重は110キロまで増量に成功。「県代表として花園に行くことを目標にしていたが、花園で絶対1勝するという目標に切り替えてやってきた。成果を出せてうれしい」と大きな勝利に胸を張った。
30日の2回戦は優勝候補の東福岡と対戦する。小川は「新人戦の時に当たって負けている。低いディフェンスで、敵陣でトライを取ることを意識して戦いたい。チャンスをものにしたい」と意気込んだ。竹下監督も「何回もディフェンスして止めていくしかない。選手にはもうひと頑張り期待したい」と大金星を狙いにいく。



