宇野昌磨、右足首負傷も「痛みはほぼない、言い訳にならない」全日本フィギュア前日
「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日開幕、さいたまスーパーアリーナ)
来年2月の北京五輪代表が決まる大一番を前に、22日は前日練習と記者会見が行われた。男子で11月のNHK杯を制した18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=が先週末の練習で右足首を痛めていたことを明かした。公式練習で4回転ループや4回転-3回転の連続トーループを着氷した宇野は、ジャンプの練習を「満足に再開できたのがこの練習からだったが、思った以上にできた。今日まで積み重ねてきたものがちゃんとそこにあったんだなと安心した」と話した。
18日にジャンプで右足をひねったという。宇野は「言い訳にしたくなかったので、ケガが治らなかったら言うつもりはなかった」と前日会見で状態を明かした理由を説明した上で、「今日の練習でほぼ痛みはなかったので、ケガは試合での良しあしに直結しないのかなと思った。いつもどおりのジャンプが戻っていた」と前向きに捉えた。「これだけの痛みなら言っても言い訳にならない。この2日間でどれだけ曲でのジャンプを取り戻せるかだと思っている」と腹をくくった様子だった。




