細谷恭平、福岡国際マラソンから一夜明け 過酷レースに「あれ以上はなかった」

 今年で最後の開催となった福岡国際マラソンで、2時間8分16秒の日本人トップとなる2位に入った細谷恭平(26)=黒崎播磨=が6日、オンラインで会見を行った。強い日差しの影響とハイペースな展開からゴール後に倒れ込み、医務室で点滴を打ったほどの過酷なレースから一夜明け、「あれ以上はなかった。(体の)反応としては(自己ベストを出した今年2月の)びわ湖の時よりもがたつきはひどい」と振り返った。

 今大会で24年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)出場権獲得第1号に。パリへ第1歩を踏み出し安堵(あんど)の表情も見せていた。ただ、優勝を目指していただけに「悔しい面もある」とし「今回は(1キロ)2分58秒のレースペースを選択したけど、結果的に押し切れなかった。2分58秒がまだ克服できたわけではないので、まだこれから改善して行く必要がある」と課題も残るレースだった。

 直近の目標としては22年世界選手権(米オレゴン州ユージン)の代表権獲得を掲げた細谷。「今はタイムと言うよりも代表の権利を獲得したいというところに重きを置いている」と語った。

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