柔道・全日本選手権に東京五輪代表は参加せず 19歳斉藤立は推薦枠で出場

 全日本柔道連盟(全柔連)は3日、体重無差別で日本一を争う全日本選手権(26日、講道館)の出場選手と組み合わせを発表した。前回王者の羽賀龍之介(旭化成)、世界王者の影浦心(日本中央競馬会)ら45人がエントリー。故斉藤仁氏の次男で、11月のグランドスラム(GS)バクー大会で優勝した19歳の斉藤立(国士舘大)は推薦枠で出場する。

 全日本選手権は新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月29日から延期となっており、2年連続で講道館大道場での無観客開催となる。各地区からの選出選手や、推薦選手として前回決勝進出者、世界選手権覇者のほか、今年は全柔連・強化委員会からの推薦も認められたが、今夏の東京五輪代表で参加者はいなかった。

 また、全日本女子選手権(25日、講道館)は、東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)、世界女王の朝比奈沙羅(ビッグツリー)、冨田若春(コマツ)と優勝経験者がいずれも不参加。最軽量の48キロ級で世界選手権覇者の角田夏実(了徳寺大職)は2年連続でエントリーし、初戦で78キロ超級の田中里沙(環太平洋大)と対戦する。

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