フィギュアGPファイナル顔ぶれそろう ペア“りくりゅう”日本人同士では初の快挙
「フィギュアスケート・ロシア杯」(27日、ソチ)
シリーズ全6戦が終了し、シリーズ上位6人・組で競う12月のGPファイナル(大阪・東和薬品ラクタブドーム)の出場メンバーが確定した。
ペアでは、スケートアメリカ2位、NHK杯3位と、2大会で表彰台の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が日本人同士のペアとして初、日本勢10年ぶりとなるファイナル出場を決めた。「やることは全て出し切ったので結果待ち。あるかないか分からないですが、しっかり練習して、何の試合が来てもいいように準備したい」(木原)と話していた2人。結成3年目にして、世界トップが集結する大舞台への切符を手にした。
また、女子の坂本花織(シスメックス)、男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)、宇野昌磨(トヨタ自動車)が名を連ねた。
女子は、坂本以外は全員がロシア勢。男子は日本勢2人のほか、米国からチェン、ジョウ、ブラウンの3人、ロシアからコリャダ1人が出場という顔ぶれとなった。なお佐藤駿(フジ・コーポレーション)が補欠1番手となっている。