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伊藤美誠 薄氷星 男子勢全滅の中で日本人対決競り勝ち16強「自信になった」

 日本人対決を競り勝った伊藤美誠
 女子シングルス3回戦で芝田沙季(手前)に勝利した伊藤美誠(共同)
 試合を終え、タッチを交わす伊藤美誠(左)と芝田沙季(共同)
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 「卓球・世界選手権」(25日、ヒューストン)

 女子シングルス3回戦が行われ、東京五輪代表の伊藤美誠(21)=スターツ=は、芝田沙季(ミキハウス)との日本勢対決で4-3と競り勝ち、16強入りした。石川佳純(全農)、平野美宇、早田ひな(いずれも日本生命)も4回戦に進出。男子シングルスは戸上隼輔(明大)が中国選手に敗れ、日本勢は全滅となった。混合ダブルスは、張本智和(木下グループ)早田組が、宇田幸矢(明大)芝田組との日本勢対決を制し3回戦に進んだ。

 大苦戦を強いられたが、伊藤が薄氷の勝利をつかみ取った。

 日本勢対決となった芝田戦。速攻を得意とする伊藤に対し、相手の土俵であるラリー戦に持ち込まれた。強烈なフォアハンドを打ち込まれる場面も目立ち、第3ゲームを終えて1-2の劣勢。それでも一進一退の攻防を続けて3-3で迎えた最終ゲームは、サーブ、レシーブ共に一段ギアを入れて粘る相手を振り切った。手に汗握る大激戦を制し「勝ち切ることができたのは自信になった」と汗を拭った。

 混合ダブルスの金メダルをはじめ、3種目でメダルを手にした東京五輪から3カ月。1カ月の休養を挟んで再びラケットを握り、今大会に向けて「中国選手全員を倒して一番になりたい」と新たなモチベーションを燃やして再出発した。

 五輪ではシングルス、団体ともに、同学年のライバル孫穎莎(中国)に敗れて苦杯をなめたが、大一番でこそ肩の力を抜くことを課題として設定。「どんな場面でも余裕を持って戦えるように準備してきた。五輪の時より強い自分だと信じている」と自信を深めて臨んでいる。

 4回戦を勝ち抜けば準々決勝で早田か王芸迪(中国)、そして準決勝までいけば因縁の孫穎莎との再戦になる可能性が高い。大会前には「全員の選手と決着をつけるという強い思いで戦ってくる」と決意を込めた日本のエース。真価が問われる戦いはここからだ。

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