並木月海 五輪以来の試合で好発進 自己採点は「30点」ボクシング全日本選手権

 3回、尾関奈津美(左)に強烈なパンチを見舞う並木月海=墨田区総合体育館(撮影・棚橋慶太)
 1回、尾関奈津美(左)に左ストレートを見舞う並木月海=墨田区総合体育館(撮影・棚橋慶太)
 初戦に勝利し、笑顔で取材に応じる並木月海=墨田区総合体育館(撮影・棚橋慶太)
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 「ボクシング・全日本選手権」(24日、墨田区総合体育館)

 東京五輪女子フライ級銅メダルの並木月海(23)=自衛隊=が五輪以来の試合となった1回戦で尾関奈津美(日体大)に5-0で判定勝ちし、26日の準決勝に進んだ。持ち前のスピード感あふれる攻撃で左ストレートなどをヒットさせて完勝した並木は「自己採点は30点くらい。自分の持っているものの30%くらいしか出せなかった」と辛めの自己採点で再スタートを切った。

 五輪銅メダリストとして、今大会は「まず優勝すること。五輪が終わってからやってきたことを少しでも出せればなと思います」と目標を掲げる。その先に見据えるのは来年9月のアジア大会(中国・杭州)だ。「次のアジア大会の金メダルという(目標を)をしっかり持ってやっている。いい感じでこの大会を終えたい」

 18年世界選手権、今年の東京五輪と銅メダルを獲得しただけに、「アジア大会で金を獲りたい。今まで全部銅なので」と「金」への思いは強い。今月2日には幼なじみでキックボクシング界の神童、那須川天心と合同練習行い、練習後は一緒にうなぎを食べたそうで「いい幼なじみを持っていることはすごく大きい」と刺激を受けている様子だった。

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