池江璃花子 年内ラスト“トップ締め”「充実した1年」も「悔しい気持ち」

 「競泳・東京スイミングセンター優秀選手招待大会」(20日、東京スイミングセンター)

 女子50メートル背泳ぎが行われ、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(21)=ルネサンス=が29秒37で1位だった。年内ラストレースをトップで締め「一文字では表せない、充実した1年」と振り返った。

 複雑な思いも抱えた五輪イヤーだった。「いい形で始まったけど、中途半端な形で夏を終えてしまって悔しい気持ちもある」。4月の五輪切符後は気が緩み、新型コロナ禍で合宿もなかった。「すごくつらくて。実も入らず、ずるずる引きずった。(五輪まで)本当に長かった」と吐露した。

 悔しさは練習にぶつけるしかない。「これから来年の世界水泳やパリ(五輪に)に向けて頑張るだけだと思う」と、全力を尽くすことを誓った。

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