51歳の華吹が35歳差対決を制す 16歳の我妻桜を豪快に投げ飛ばす

 我妻桜(手前)との取組に臨む華吹(撮影・高部洋祐)
 我妻桜(下)に勝利する華吹(撮影・高部洋祐)
 我妻桜(下)に勝利する華吹(撮影・高部洋祐)
3枚

 「大相撲九州場所・3日目」(16日、福岡国際センター)

 現役最年長、西序二段59枚目の華吹(はなかぜ、51)=立浪=が我妻桜(16)=式秀=を上手投げで下し、初白星を挙げた。

 立ち合い、右上手を取ってがっちり組むと、35歳下を豪快に投げ飛ばした。最後は勢い余って相手の体に倒れ込んだ。角界のレジェンドは51歳になり3場所目だが元気いっぱいだ。

 初日は黒星を喫したが星を五分にし、先場所に続く勝ち越しを目指す。

 1970年生まれの東京都足立区出身。1986年春場所で初土俵を踏み、昭和、平成、令和と3元号を渡り歩いてきた。最高位は2003年九州場所の東三段目18枚目。今場所が歴代1位の通算213場所目となる。

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