村上茉愛「シリバスを覚えたい子がいたら、教えてあげられたら」【一問一答】

 東京五輪で体操女子の種目別床運動銅メダルを獲得し日本女子初の個人種目の表彰台に立った村上茉愛(25)=日体ク=が8日、横浜市の日体大で引退会見を行った。以下、村上との一問一答。

  ◇  ◇

 -引退を意識し始めた時期は。

 「2019年に(腰の)けがで代表を外れた時のリハビリ期間。18年の世界体操から自分の進化が感じられず、だいぶ衰えてきたなと思うようになった」

 -現役最後の舞台について母・英子さんからは。

 「(五輪後に)『茉愛ちゃんがやりたいことをやればいいと思う。辞めてもいいと思うけど、最後に体操を見たいな』と言われた」

 -体操とはどんな存在か。

 「自分を変えてくれた大切なもの。夢を与えてくれた競技」

 -現在はどのように過ごしているか。

 「体操はしていない。今後は振り付けができるようになりたいので、今月の終わりぐらいから(ダンス教室の)予定を入れている」

 -指導者としての抱負は。

 「技術は人にはないものを持ってると思う。シリバスを覚えたい子がいたら、教えてあげられたらいいな」

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