東京五輪柔道女子52キロ級金メダルの阿部詩選手(日体大)が28日、女性が充実したライフスタイルを築ける社会を目指して発足したプロジェクト「W society」のアンバサダーとして東京都内での記者発表会に出席し「柔道を通じて体と向き合うことの重要性を感じてきた。一人の女性としてもこれからのライフプランを考えていきたい」と語った。
卵子のもととなる卵胞の数の目安を調べる血液検査を自らが受けた際の映像も紹介。「自分自身の現状、未来につながることを知ることは大事」と述べた。
21歳で初めて臨んだ今夏の五輪を兄で男子66キロ級の一二三選手とともに制した。