高梨沙羅 逆転で5年連続7度目V “新相棒”と優勝で「ちょっと安心」

 優勝した高梨沙羅=宮の森ジャンプ競技場
 ノーマルヒル女子で優勝した高梨沙羅の1回目
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 「ノルディックスキージャンプ・全日本選手権・ノーマルヒル」(22日、宮の森ジャンプ競技場)

 ノーマルヒルが行われ、女子は18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(25)=クラレ=が90・5メートル、90・5メートルの合計236・1点で5年連続7度目の優勝を飾った。

 逆転優勝で22年北京五輪へ弾みをつけた。高梨は1回目で3位となったが、2回目も同じ飛躍をそろえて逆転優勝。「自分のやりたいことに集中しきっていた」と納得の表情だった。

 “新相棒”と挑む五輪シーズンだ。高梨は今大会から鶴、雲、山岳などが描かれた青と銀の新ヘルメットを着用。「新しいヘルメットで、いいジャンプがなかなか見せられなかったのが一番残念」と苦笑いだったが、優勝できたことに「ちょっと安心しました」と胸をなで下ろした。

 23、24日はラージヒルが行われる。「(会場は)どういう風が当たるか分からないけど、いいジャンプを(ヘルメットと)一緒に飛べたら」と気合も十分だ。

 北京に出場すれば、3大会連続の五輪となる。14年ソチは4位、平昌では銅メダルだった。「成長した姿を見ていただけるようなパフォーマンスになると思っている。見ている人に届けられたら」。日本のエースは、力強く宣言した。

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