張本智和「夢から覚めた感じ」憧れの東京五輪を回顧 3年後パリ大会へ決意新た

 東京五輪卓球男子団体銅メダルの張本智和(18)=木下グループ=が21日、アンバサダー契約を結ぶシスコシステムズのオンライン会見に出席した。夢舞台から2カ月半が経過し「小学生の頃から夢にしていた舞台で、あっという間に五輪が終わってしまったなと。夢から覚めてしまったような感じ」と惜しみつつ、「またあの舞台に戻りたいと思うし、そのためにもまた3年間頑張りたい」と、24年パリ五輪に向けて決意を新たにした。

 東京五輪までは、同社のデータ分析システムを用い、端末アプリで対戦相手の試合映像や戦術データを参照。特に団体準決勝のドイツ戦(チームは1-3で敗戦)では、元世界1位のオフチャロフとの対戦で第1ゲームを取られてから逆転したが、「改めて試合前にデータを見ていた分、2ゲーム目から立て直して逆転できたのが印象深い」とデータの効用があったことを明かした。

 五輪後は実戦から離れていた若きエースだが、今月17日のTリーグで復帰。次は11月の世界選手権(米ヒューストン)に出場する。

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