体操・内村航平 生まれ故郷に「感謝の気持ち」 橋本と一騎打ち「そうなればベスト」

 「体操・世界選手権」(18日開幕、北九州市立総合体育館)

 10年ぶりの日本開催となる体操の世界選手権が、18日に北九州市立総合体育館で開幕する。17日は男子の試合会場練習が行われ、生まれ故郷での大舞台に挑む内村航平(32)=ジョイカル=や、東京五輪2冠の橋本大輝(20)=順大=ら日本代表が調整した。

 鉄棒に絞って挑んだ東京五輪でまさかの予選落ちに終わった内村は、生誕の地で夢舞台では披露できなかった最高の演技を目指す。会場は小学生の時から何度も利用してきた体育館。「新鮮ですね」と目を輝かせながら「リベンジという言葉がしっくりくるのかもしれないけど、コロナ禍でこういう舞台を生まれ故郷で用意してもらえる。感謝の気持ちを込めて演技したい。五輪ではできなかった演技をこの場でやりたい」と誓った。

 順当にいけば東京五輪鉄棒で金メダルを獲得した橋本との一騎打ちが予想される。「大輝は個人総合がメインで、僕も自分のことでいっぱいいっぱい。でも(金メダル争い)そうなればベストかな」と見据えた。日本男子は20日に予選に挑む。

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