本田真凜「緊張感あった」フリーへ「次に繋がるように」約11カ月ぶりの公式戦

 SPの演技で笑みを見せる本田真凜=ダイドードリンコアイスアリーナ(撮影・堀内翔)
 SPでフィニッシュを決める本田真凜=ダイドードリンコアイスアリーナ(撮影・堀内翔)
SP、本田真凜のジャンプ=ダイドードリンコアイスアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・東京選手権」(8日、ダイドードリンコアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年11月のNHK杯以来、約11カ月ぶりの公式戦となった16年世界ジュニア女王の本田真凜(20)=JAL=は、53・58点をマークした。

 赤と黒の衣装で今季SPである映画「Mr.&Mrs.スミス」の「アサシンズ・タンゴ」とともに滑り出した。冒頭の3回転-2回転の連続ジャンプなどは着氷したが、最後のダブルアクセルは両足着氷となった。

 演技後は「1年ぶりの試合で緊張感があったんですけど、久しぶりに落ち着いて滑ることができた。去年に比べて練習時間も増えて、練習はできているけど、試合が近づくにつれて、1カ月前にできていたものが調子の悪い自分に戻りつつあって迎えた試合だった。不安はあっても、自分の良さを出そうと思って、切り替えてやろうと思った」と、振り返った。

 本田真は昨季は10月のこの大会のフリーで間違えてエキシビションの音源を提出してしまい、即興のアドリブ演技で乗り切るという前代未聞のトラブルを経験した。11月の東日本選手権は通過、NHK杯にも出場したが、12月の全日本選手権では直前にめまいの症状を発症し棄権していた。

 今大会は12月の全日本選手権(埼玉)の予選を兼ねており、上位15人(シード選手を除く)が11月の東日本選手権(東京)に進む。フリーに向けては「最後まで滑りきれるように落ち着いて、次に繋がるようにしたい」と、力を込めた。

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