日本陸連は27日、都内で理事会を開き、マラソン・ロードレースの全体運営を機能的、戦略的に進める「日本陸連ロードランニングコミッション」(JRRC)の設立を承認した。リーダーには日本陸連副会長でマラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏を迎える。
JRRCはマラソン・ロードレースの活性化に取り組み、新設の「ジャパンマラソンチャンピオンシップ」(JMC)の加盟要件の設定や加盟審査も行っていく。関係者によると、瀬古氏は理事会で「マラソンは日本にとっても重要だし、このシリーズ、大会の輪も広げていくことも考えている。責任重大だけど頑張りたい」という趣旨の話をしたという。