深井が7戦全勝で幕下初優勝「最後で一番いい相撲が取れた」

 「大相撲秋場所・13日目」(24日、両国国技館)

 東幕下42枚目の深井(24)=高砂=が北の若(八角)を寄り切って7戦全勝で幕下初優勝を果たした。立ち合いで左差し、右前みつの絶好形。迷わず一気に出て完勝した。

 「最後で一番いい相撲が取れた。空気に飲まれるかと思ったけど土俵に上がったら、そんな気持ちはなくなった」と、大一番にも落ち着いていた。

 石川県羽咋市出身。兄弟子には東洋大の先輩・新十両朝志雄、来場所新十両を当確させた幕下寺沢がいる。「(十両に)上がってしまわないと。上がるチャンスができた。(来場所)決められるようにまた頑張りたい」、先輩に続くつもり。

 2場所連続で負け越しており、「悔しい思いをしていた」と言う。部屋には幕下が多く、石崎らと切磋琢磨(せっさたくま)。「部屋に幕下上位にいっぱいいる中で、僕が一番(番付が)下だった」と悔しさをバネにした優勝にもなった。

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