富士通陸上競技部は15日、男子棒高跳びで04年アテネ、08年北京、16年リオデジャネイロと3度の五輪出場を誇る澤野大地(41)が24日開幕の全日本実業団(長居)を最後に現役を引退することを発表した。引退後は同部のアドバイザーに就任する。
澤野は長きに渡って、日本の男子棒高跳びの第一人者として活躍。アテネ五輪では20年ぶりの決勝進出を果たし、リオ五輪では7位入賞を果たした。05年に出した自己ベストの5メートル83は現在も日本記録として残っている。
また、男子競歩で3大会連続五輪出場の森岡紘一朗(36)も引退し、競歩ブロックのコーチに就任する。