バレーボール日本代表がバーレーンに勝利 20歳の高橋藍が両チーム最多の26得点

 「バレーボール男子・アジア選手権、日本3-1バーレーン」(13日、千葉ポートアリーナ)

 予選リーグA組で世界ランク10位の日本は、同86位のバーレーンを3-1で下し、2連勝を飾った。チーム最年少の高橋藍(日体大)が両チーム最多の26得点と大活躍。プレーでチームをけん引した。

 第1セットは序盤からうまくリズムがつかめず23-25で失ったが、第2セットで流れを取り戻し、25-17で奪い返した。第3セットも一進一退の攻防が続いたが、25-23で連取。最後の第4セットは25-16で奪取し、逆転勝ちした。

 背中を痛めた影響で2戦連続出場機会が無かったエースで主将の石川祐希(ミラノ)の穴を埋める大活躍に、中垣内監督も「ディフェンスだけじゃなく、オフェンスでも存在感を発揮し始めている」と評価。東京五輪という大きな経験を得たことで、「プレーの安定度は練習から変わりつつある。1ランク階段を上がったかな」と目を細めた。

 また、今月2日に誕生日を迎え20歳になった高橋。指揮官は「20歳になったからという訳ではないかもだけど人間的に日々大人になっているなという印象は、会話の端々で余裕を感じるようになってきた。今までは私が言うと『はい』と言っていたけど、軽口もたたけるようになってきている」と目を細めた。高橋自身は「代表2年目もあってなじめているのもある」としつつ「20歳になったのは関係あるのか分からないけど、大人になっていかないといけないというか、話していく内容からも大人になってきたと周りから見られているのかな」と笑顔で語った。

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