イスラム主義組織タリバンの政権奪取による混乱を受け、東京パラリンピック参加を断念する方針のアフガニスタンで、女性選手(23)が18日までに「私は大会に参加する意思がある。私の手をとって助けてください」と各国政府や、女性の権利擁護団体などに支援を求めるビデオメッセージを公表した。欧米メディアが報じた。
今大会で初採用されるテコンドーに出場予定のザキア・クダダディ選手。参加できればアフガン初の女性パラアスリートとなる。同国西部ヘラート出身で、先週首都カブールに移動し、17日に東京に着く便に搭乗する予定だったが、政変に巻き込まれた。