照ノ富士の横綱昇進ほぼ確実 14連勝、審判部協議へ

 大相撲の東大関照ノ富士(29)=モンゴル出身=が名古屋場所後に横綱に昇進することが17日、ほぼ確実となった。同日の14日目に関脇高安を下して14連勝とし、優勝争いの首位を守った。審判部は千秋楽の18日に昇進について会議を開く。

 昇進問題を預かる日本相撲協会審判部の伊勢ケ浜部長は優勝か優勝に準ずる成績で、昇進の可能性があるとしていた。照ノ富士の師匠でもある同部長は13勝した時点で「優勝するに越したことはないが、成績的には十分満たしている」との見解を示していた。

 照ノ富士は17年九州場所で大関から関脇に転落。両膝の負傷などで19年春場所では序二段まで落ちた。

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