16歳春雷が序ノ口V「めちゃくちゃうれしい」先代時津風親方の次男 兄押さえ7戦全勝

 「大相撲名古屋場所・13日目」(16日、ドルフィンズアリーナ)

 先代時津風親方(元幕内時津海)の次男、16歳の春雷(立浪)が7戦全勝で序ノ口優勝を果たした。最上桜(式秀)を立ち合いから電車道で仕留めた。

 「めちゃくちゃうれしい。言葉はそれしかない」。同期入門で3歳上の兄、木竜皇(立浪)、向中野(宮城野)らアマチュア実績の優れた力士を押さえ、価値ある優勝に、大喜びした。

 わんぱく相撲でも中学でも2、3位はあったが、頂点は届かなかった。「初めての優勝かもしれない」と格別だった。

 この日、兄とは一緒に場所入り。自身が負ければ1敗で追う兄と優勝決定戦となるため兄弟は複雑だった。「内心、勝ってほしくなかったと思う」と、春雷。それでも兄から「頑張れよ、気にしないで緊張しないように」とハッパをかけられ、リラックスできた。

 今場所は雨が多く、連日のように雷が鳴り響いていた。「天気に応援されているのかなと思っていた」と、怖がりながらも、しこ名との縁を感じた。

 目標は10代で関取昇進。「周りに負けないくらい稽古して、強くなる。来場所もいい成績を残したい」と、意気込んだ。

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