北京五輪フィギュア選考基準発表 ロシア意識「技術点を評価」新条件 全日本V最優先

 日本スケート連盟は14日、都内で理事会を開き、22年北京五輪のフィギュアスケート代表選考基準を発表した。日本は男女がともに最大3枠、ペアとアイスダンスが各1枠が確定している。

 代表選考は、全日本選手権(12月22~26日、埼玉)での優勝者が最優先となる。男女の残る2人は、全日本やGPファイナル(12月9~12日、大阪)の成績、全日本終了時点でのISU公認の今季最高スコア、世界ランクなどから総合的に判断される。

 また、3枠目には、全日本選手権までに強化部が派遣した国際競技会や、強化部が指定した国内競技会における今季最高の技術点上位2人という項目が選考条件に新しく含まれた。竹内洋輔フィギュア強化部長は「選考基準には強化の指針が含まれている。ロシア選手を中心に高難度ジャンプを実施して点数を伸ばすのが世界的主流。今季はテクニカルを評価するということを強化指針として示している」とし、「国内競技会も含めて高難度ジャンプに挑戦する機会を設ける」と説明した。

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