サーフィン・前田マヒナ 五輪へ決意「ゴールドメダルを」国内最大級人工波で最終調整

抜群のスタイルを見せる前田マヒナ(撮影・堀内翔)
練習を公開した前田マヒナ=静岡県・静波SURF STADIUM(撮影・堀内翔)
波の感触を確かめながら笑顔を見せる前田マヒナ(撮影・堀内翔)
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 サーフィンの東京五輪代表の「波乗りジャパン」が12日、静岡県牧之原市の人工波プール「静波サーフスタジアム」での合宿を公開した。ハワイ出身で女子の前田マヒナ(23)は「すごくトレーニングになる。ゴールドメダルを取るために頑張ります」と気を引き締めた。

 国内最大級の“秘蔵施設”で、夢舞台への最終調整を行った。プールは横幅150メートル、奥行き50メートルで、深さは6メートル。波の種類は現在67種類で、この日は6、7種類の波が作られた。女子の都筑有夢路(あむろ、20)は「反復練習ができる」と喜び、前田は「(五輪会場がある)千葉は波が小さいから、スピードとタイミングが大切。ウエーブプールは同じ波が来るので、タイミングを合わせるトレーニングをやってます」と収穫を語った。

 サーフィンは五輪での無観客開催が決まった。五輪会場の釣ケ崎海岸のある千葉県一宮町出身の大原洋人(24)は、「こういう状況なのでしょうがない」と受け入れている様子。前田は観戦予定だった母が会場に入れず「本当に残念」としつつも、「次のオリンピックは見てほしい。頑張ります」と24年のパリ五輪を見据えた。

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