進退かかる白鵬が執念の初日白星、鬼気迫る表情 綱とりの照ノ富士は遠藤退ける

 明生を掛け投げで下し、気迫のこもった表情を見せる白鵬
 明生(左)を掛け投げで下した白鵬(撮影・佐藤厚)
 懸賞を手にほっとした表情を見せる白鵬(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲名古屋場所・初日」(4日、ドルフィンズアリーナ)

 今場所に進退がかかる横綱白鵬(宮城野)が結びの一番で新小結の明生(立浪)と対戦し、勝利した。

 途中休場を含め、先場所まで6場所連続休場。3月に右膝の手術を受け、今場所にかけていた。立ち合いから左四つで、前に出る相手に寄られる場面もあった。しかし、体勢を整えると投げの打ち合いから、掛け投げで制した。決着後は大きく表情を変え、この一番にかけた思いをうかがわせた。

 場所前に入門以来、世話になってきた宮城野部屋の兄弟子で、元幕内光法、元音羽山親方の峯山賢一さんが死去した。恩人を弔う白星となった。

 3大関は全員が勝ち安泰だった。綱とりの照ノ富士は遠藤を寄り切った。正代は隆の勝を寄り切り、貴景勝は大栄翔をすくい投げで退けた。

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