橋本会長「無観客も覚悟」 8日にも観客数上限について5者協議

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は2日の定例記者会見で、五輪の観客数上限を巡り、政府の大規模イベント制限方針が公表され次第、関係機関の代表者による5者協議を開いて決める意向を示した。「政府の基準に沿って決定する。組織委としては無観客も覚悟しながら、対応できるようにしていきたい」と述べた。関係者によると、5者協議は国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が来日する8日にも開く方向で調整している。

 橋本氏は同時に「何があっても観客を入れたいということではない。政府が示す基準にのっとり、安心安全でなければ、理解される大会にはならない」と強調。夜遅い時間のセッション(時間帯)の無観客実施を求める知事らの意向を尊重し、無観客も排除せず協議する考えを示した。

 また、東京都の小池百合子知事は2日午後、都庁で定例記者会見を開き、新型コロナの感染状況を注視するとした上で「無観客も軸として考える必要があるのではないかと考えている」と述べた。

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