橋本聖子会長、陛下の五輪開催懸念拝察への見解避ける 最後は広報官が質問を「割愛」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が25日、都内で定例会見を行った。

 宮内庁の西村泰彦長官が24日に新型コロナウイルス感染下での東京五輪・パラリンピック開催について、天皇陛下の受け止めとして「国民に不安の声がある中で、開催が感染拡大につながらないか、懸念されていると拝察している」と述べたことについて、橋本会長は「東京大会については、開催にあたって、都民、国民の不安払拭に努めて、安全安心な開催へより一層の準備をしなければいけないと思っております」と、話すに留めた。

 続けて、「長官自身の見解」として距離を置く菅首相らと「同じ見解か?」と問われたが、同様の答えを繰り返した。最後に大会の名誉総裁である天皇陛下の懸念としての受け止めを問われたが、高谷スポークスパーソンが「同じ主旨のご質問ですので、割愛します」と、止めた。

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