大相撲名古屋場所(7月4日初日・ドルフィンズアリーナ)で、21場所ぶりに幕内に復帰した人気の業師、宇良が29歳の誕生日を迎えた22日、報道陣の電話取材に応じ「一方的にやられるのではなく、ちゃんと相撲を取って、勝ち越しを目指して勝負したい」と意気込みを語った。
右膝のけがで西序二段106枚目まで転落したが、不屈の闘志で、戦後最も低い地位からの再入幕を果たした。先場所は12勝3敗で十両優勝。番付を落としている間に幕内の新顔も増えた。名古屋場所で新小結の若隆景、明生について「めちゃくちゃ強い。かなわないです」と印象を語った。