白井健三 追いかけ続けた内村への思い「航平さんがいなければ、僕はいない」

 体操男子の16年リオデジャネイロ五輪団体金メダルメンバーで、種目別床運動で3度世界王者に輝いた白井健三(24)=日体大教員=が16日、横浜市内で会見し、現役引退を表明した。

 会見ではずっと背中を追い続けてきた内村航平(ジョイカル)への思いも語った。「航平さんがいなければ、僕はいない。感謝の二文字だけでは終われないけど、その言葉しか出てこない」。4月の全日本選手権後に内村には引退を伝えていた。「『最後は健三らしい体操が見てぇわ』と言ってもらった」。内村は32歳にして4大会連続の五輪を決めた。「航平さんより先に引退するとは思ってなかった。指導者として残る僕にまたいろんなことを教えてくれる」。道は分かれても、絆は続く。

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