ベテランプロサーファー・小川直久が大腸がん公表 「新しい自分になり戻って来ます」

 プロサーファーでJPSA(日本プロサーフィン連盟)副理事長の小川直久(49)が30日、大腸がんを患っていることを公表した。所属するLDHによると、昨年10月ごろから体調に異変を感じ、検査で大腸がんと判明。今年2月に摘出手術を受けて、現在も抗がん剤治療を続けているという。治療期間中もコメンテーターとしての仕事は続けるが、31日の「さわかみ チャレンジシリーズ 一宮」で開幕する今季ツアーの出場は断念した。

 小川はSNSなどでコメントを発表し、以前から潰瘍性大腸炎を患っていたことを明かして、「ここ5年ほど調子が悪く、この状況の中で試合に出たりしていたのでかなり無理をした状態が続き、潰瘍性大腸炎が悪化した影響でがんになってしまったようです」と報告。「絶対に治して新しい自分になり戻って来ますので、皆さんそっと見守って頂けたらありがたいです!」と前向きな言葉をつづった。

 小川は1989年にプロテスト合格。2001年にはハワイ・オアフ島での伝統的な大会「パイプラインマスターズ」で日本人初のパーフェクト10(満点)を記録するなど、日本サーフィン界のカリスマとして知られている。

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