WTA副会長 大坂なおみの会見拒否に「語る責任」指摘

 女子テニスツアーを統括するWTAのエーミー・ビンダー副会長は28日、大坂なおみが全仏オープンで記者会見に応じない意向を表明した問題で「プロ選手はメディアに対して自分の視点を共有し、自分のストーリーを語ることで競技とファンに対する責任を負っている」と見解を述べ、取材対応は選手の責務と指摘した。

 大坂が会見拒否の理由とした選手の心の健康については「全ての個人にとって最も重要な問題。WTAには専門家がおり、サポートシステムもある」とし「そのサポートのため、大坂ら選手との対話を歓迎したい」と表明した。

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