橋本会長 コロナ禍での五輪使命「世界共通の課題に挑戦し乗り越えるヒントを世界に」

 東京2020組織委員会の理事会であいさつする橋本聖子会長(後列右から2人目)=代表撮影
 東京2020組織委員会の理事会であいさつする橋本聖子会長=代表撮影
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は26日、都内で理事会を開催した。

 橋本聖子会長(56)は冒頭あいさつで「大会まで残り2カ月を切りました。安全安心な開催への準備は着実に進んでいるが、都民、国民に、どのように開催するか実感していただくには一層の努力が必要。不安を感じられている人が少なからずいる。医療への懸念も抱かれる方もいる。来日人数の削減の徹底、行動制限の徹底、地域医療に支障をきたさない体制の見直しの徹底という3徹を図っていきたい」と、決意を語った。

 コロナ禍での大会開催の意義について「かつてない状況に直面している世界共通の課題に挑戦し、乗り越えるヒントを世界に発信し、レガシーとして後世に残していくことが使命である大会」と、力を込めた。

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