飛び込み・西田玲雄の五輪資格保留 W杯17位で選考基準突破も国際水連認めず

 日本水泳連盟は20日、男子高飛び込みで東京五輪代表に決まった近畿大3年の西田玲雄(大阪水泳学校)の五輪参加資格を、国際水泳連盟が現段階では認めていないと発表した。日本水連は西田の扱いが「保留」との認識を示している。

 国際水連は6日まで東京で行われたW杯の上位18人の国・地域に五輪出場枠を与えると定めていた。西田は17位に入り、日本水連の選考基準も満たしたが、17日に国際水連から日本水連に「上位12人に資格付与」との連絡が入った。

 コロナ禍で既に出場枠を持つ強豪の欠場が相次いだため、新たに枠を獲得した選手が多くなったことが理由。今後、各国・地域から出場枠返上などがあれば、W杯13位以下の選手の国・地域に枠が回ってくる可能性がある。

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