勝南桜、3連敗 連敗記録を93に更新

押し出しで肥後光(左)に敗れた勝南桜=両国国技館(撮影・園田高夫)
肥後光(左)に敗れた勝南桜=両国国技館(撮影・園田高夫)
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 「大相撲夏場所・6日目」(14日、両国国技館)

 “史上最弱力士”東序ノ口9枚目の勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた)=22、式秀=が肥後光(木瀬)に押し出され、3連敗。自身の持つ史上ワースト連敗記録は「93」に伸びた。

 押し相撲相手に何とか応戦し、回り込みながら粘った。まわしを狙ったが、かなわず。最後は力負けして土俵を割った。

 先場所、勝南桜は7戦全敗で自身の持つ89連敗記録を更新し、90連敗で終えていた。

 初場所、服部桜太志(はっとりざくら・ふとし)から改名。神奈川県茅ケ崎市出身で「地元の名前を入れたかったので『湘南』を入れた」と言う。下の名前は将棋界を席巻するスター、藤井聡太2冠から名付けた。

 改名後、18連敗と白星が遠い。15年九州場所の序ノ口から、通算3勝227敗1休となった。

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