3大関に土 連勝は照ノ富士だけ 貴景勝、朝乃山、正代と相次いで敗れる

北勝富士を攻める照ノ富士=両国国技館(撮影・金田祐二)
北勝富士(手前)を送り出しで破る照ノ富士=両国国技館(撮影・高石航平)
北勝富士(手前)の背後を取り、送り出す照ノ富士=両国国技館(撮影・高石航平)
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 「大相撲夏場所・2日目」(10日、両国国技館)

 3大関にバタバタと土がついた。

 21場所ぶり大関復帰の照ノ富士(伊勢ケ浜)は北勝富士(八角)と対戦。相手の動きを落ち着いて見極め、送り出しで連勝とした。

 一方、貴景勝(常盤山)は小結御嶽海(出羽海)との我慢比べに屈した。一時は土俵際まで押し込んだが、最後は引いてしまい、押し倒された。

 朝乃山(高砂)は前頭二枚目明生(立浪)に右からの投げで体が浮き上がったところを押し出され、初黒星となった。

 正代(時津風)も前頭筆頭若隆景(荒汐)の押っつけに苦しみ、寄り切りで敗れた。

 初日は4大関が白星発進。4大関安泰は2016年九州場所5日目以来だったが、2日目は上位陣が崩れた。

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