五輪へのワクチン提供 菅首相訪米時にファイザー社から提案 丸川五輪相が報告

 丸川珠代五輪相(50)が6日、都内で取材に応じた。国際オリンピック委員会(IOC)から東京五輪・パラリンピックに参加する各国・地域の選手団に向け、米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを無償提供するとの申し出があったと明かし「安心安全な大会開催に重要なもの」と歓迎姿勢を示した。

 丸川氏によれば、4月下旬に菅義偉首相が訪米した際、ファイザー社のブーラ最高経営責任者(CEO)と電話会談を行ったが、同社側から東京大会へのワクチン無償提供の提案があったという。丸川氏は「私もIOCのバッハ会長に対して『ファイザー社との具体的な調整を進めるように』とお願いした」と、IOCに対しても後押ししたことを強調した。

 ワクチン提供の対象は各国の選手、監督・コーチで、ファイザー社は5月末までの提供を見込んでいるという。丸川氏は「この提案は世界各国から来日する選手団がワクチンを接種した上で参加する(ことを確約する)ものであって、安心安全な大会開催に重要なもの。日本政府としても前向きに捉えて、速やかに調整したい」と語った。

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