榎本遼香が代表内定確実に涙「すごく怖かった。安心感で」 女子3M板飛び込み

 女子板飛び込み予選1本目 榎本遼香の演技(撮影・堀内翔)
 女子板飛び込み予選3本目 榎本遼香の演技(撮影・堀内翔)
 女子板飛び込み予選3本目を終えて自身の演技の動画を確認する榎本遼香(撮影・堀内翔)
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 「飛び込み・W杯」(3日、東京アクアティクスセンター)

 東京五輪最終予選を兼ねて行われ、女子3メートル板飛び込み予選は、294・45点で9位に入った榎本遼香(24)=栃木県スポーツ協会=が事実上東京五輪に内定した。榎本は18位以内の準決勝進出が確定。今大会で18位以内となれば代表に内定するだけに、棄権などのアクシデントなく準決勝を終え、順位を確定させることが条件となっている。

 榎本は5本中3本目で回転がわずかに足りないミスが出るも、4本目の305B(前逆宙返り2回半えび型)で70・50点の高得点をマーク。最後まで大きく乱れることなく演技をまとめた。

 演技後は「すごく怖くて、この試合で全てが決まると思ったら。恐怖の中で跳んで、準決勝に行けた安心感で出てきてしまいました」と涙。「足が震えてどうなるかと思ったけど、練習がそのまま形になって出た試合だった」と振り返った。

 19年世界選手権5位で既に代表に内定している三上紗也可(20)=米子DC=は298・75点の7位で午後の準決勝に駒を進めた。

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