東京パラリンピックで正式競技に採用されたテコンドー代表の3選手が30日、オンラインで取材に応じた。冬季パラの過去3大会に出場したスキーから転向した女子58キロ超級の太田渉子は「初代女王が決まる大会。そこに向けて挑戦を続けている。社会の中でさまざまな人が活躍できると知ってもらいたい」と言葉に力を込めた。
男子75キロ級の工藤俊介は「わくわくとどきどきが止まらない。泥くさく諦めずに闘う」と意気込んだ。コロナ禍で今後の実戦予定は白紙で、同61キロ級の田中光哉は「(海外勢より)競技歴が短いので、映像がないのはメリット。相手を驚かせたい」と前向きに話した。