アサヒビール ラグビーW杯2023フランス大会で最高位のスポンサー契約

発表会に登壇したアサヒビールの塩澤賢一社長(左)と五郎丸歩氏
ラグビーW杯2023年フランス大会に関するオンライン発表会に参加した元日本代表の五郎丸歩さん
2枚

 アサヒビールは27日、2年後に開催される「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」において、アジアの企業では初となる「ワールドワイド・パートナー」に就任したことを発表した。大会における最高位のスポンサー契約で、同大会のビールをはじめとしたアルコール飲料、アルコールテイスト飲料カテゴリーにおいては世界で唯一のスポンサーとなる。

 この日行われた「ラグビーワールドカップ2023フランス大会 ワールドワイド・パートナー契約締結オンライン発表会」で、同社の塩澤賢一社長(62)は「アジアの企業では初となるワールドワイド・パートナーとなることを心からうれしく、光栄に思います。ワールドワイド・パートナーとして日本を含めた世界中の皆さまと興奮や心に残る感動の瞬間を分かちあい、大会の成功に尽力する」などと抱負を語った。

 同契約に関しては、2019年の日本大会を含め、長きにわたり「ハイネケン」が就任していた。アサヒビールは、2019年の日本大会での盛り上がりや大会期間中のビール消費量の多さを目の当たりにしたことがキッカケとなり「何らかの形で関わりたい」と社内でも声が上がり、参入へと動いたという。偶然ではあるが、大会オフィシャルビール「スーパードライ」は、ラグビーW杯第1回大会が開催された1987年に誕生している。

 発表会にゲスト出演した元プロラグビー選手・五郎丸歩氏(35)は「日本の企業がアジア初のメインスポンサーとなっていただき、日本代表は大変心強く感じると思うし、もう1段ギアが上がるのではと思う」と、その効果を期待した。また今月24日の試合をもって現役を引退したが、今後については「気持ちを整理し、あらためて会見させていただきます」と語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス